オンナだって、性欲があってもいいじゃない [オーガズム]

オンナだって、性欲があってもいいじゃない

――ふたりの出会いは?

中尊寺まい(以下、まい):もともと80年代日本の文系パンクと汚いハードロックとひねくれたリフ歌謡を足した様な「例のK」というバンドをやっていたんですが、バドガールのアルバイトをしているときに、「荒木師匠」(ディスコ「ジュリアナ東京」で“お立ち台の女王”と呼ばれたカリスマ)に似てると言われて。それまでも昭和の文化や歌謡曲は好きだったのですが、それがきっかけで古本屋で当時の雑誌やVHSを集めだしたり、両親のアルバムを見たり、バブル時代に興味チ……、あ、シンシンに……!

益子寺かおり(以下、かおり):私も以前から『妖精達』という、昭和歌謡香るギラギラした女5人ロックバンドのボーカルとしても活動しているんですが、「顔が青田典子サンに似てる!」とよく言われてたんです。ちゃんまい(中尊寺さんのこと)と別のバンドで対バンしたときに、「バブル顔って言われない?」と声をかけられて意気投合。翌週には二人でイタメシ(イタリア料理)行って、ジュリ扇(ディスコ「ジュリアナ東京」で流行した羽根扇子)振ってオケカラ(カラオケ)みたいな?

まい:1回きりの企画バンドとして、2人でSHOW-YAさんやアン・ルイスさん、ROCK期の本田美奈子さんや浜田麻里さんのカバーを演ったんですね。その反響が大きくて、多方面でお声がけいただくようになりました。

――AKB48やももクロなどアイドル戦国時代に、あえて“バブル”でアイドルユニットをやろうと思ったわけは?

かおり:今のJAPANって、清純派のロリロリなアイドルがマン延しているじゃないですか。モチのロンでアイドルの皆さんに罪は全くないですが、処女性ばかりを追い求める男たちが溢れるのはおかしいんじゃないかというアンチ精神から一念勃起しまして。こういう“ケバっ娘”もモア・ベターでショ? っていう♪

まい:スケベで経験豊富なチャンネ?(お姉さん)もいいもんだろ?というのを言いたいですね。というか、2人でなら工藤静香さんバリに嵐を起こせそうな気がしたんですヨ! 80?90年代初頭にブイブイ言わせていたお姉さんは、性欲があることを隠さないし、お酒を飲むのも、タバコを吸うのも堂々としている。このご時世にそんなアイドルをやってみたら、どうなっちゃうんだろうというのが始まりですね!
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