性別で特有の病気もあり。 女性の疾病

女性に生まれて嫌な事あり？

“生まれ変わったら、男性と女性どちらになりたいですか”。そんなアンケート結果を時々目にしますね。どうしようもない運命ですから遊び要素の強い調査ですが、身近な事柄だけに何となく目にするたびに興味をそそられます。
さて、現実の所では性差によってさまざまな違いも当然出てきます。社会的、肉体的、精神的メリットとデメリットさまざまです。そんな中で、悲しい事にそれぞれの性別で特有、あるいはかかりやすい病気というものが存在します。女性の場合それを「女性疾病」と呼びます。ここではそれについて紹介していきます。

多い癌のタイプ

「癌」は日本人の死亡原因の長く一位になっている死神のような病気です。そしてそれには実に多くの種類がある事でも知られます。女性疾病の中でも、癌の割合が多くを占めます。
「乳がん」はそのひとつです。「しこりができた」という不吉な声とともに、もしかしたらこの足音が忍び寄って来ているかもしれません。30代から多く見られ始め、40代後半から50代前半が発症のピークと言います。
「子宮がん」はもう少し早い20代後半から多く見られるものです。女性性器の癌としては最も多いものとして知られます。定期的な検診を受ける事により発症前に発見が可能です。
「卵巣がん」も女性特有のものです。自覚症状がなく気づいた時には転移をしていた、という厄介のものです。

こんな病気にかかってしまう可能性も

また癌だけでなく「子宮筋腫」や「甲状腺腫」、「卵巣機能障害」「ネフローゼ症候群」、さらには「鉄欠乏性貧血」といったものまで女性疾病として挙げられる場合が多くあります。
こうした分類は主に保険会社によるもので、女性疾病の特約や医療保険として扱われています。
また分類の仕方は保険会社や保険の種類により変わってきます。ですからこうした疾病に備えて保険を選ぶ場合には、よく内容を確認しておくと良いでしょう。